スタッフ試乗テストで好評価のSPEED 763は今季もイチオシモデルです!!　　メーカーHP http://www.grkk.co.jp/dynastar/

新構造を採用し、サイドカット・サイズレンジも変更してフルモデルチェンジが施されたSPEED RACEカテゴリーに属するデモ・ショートターン系オールラウンドモデルです。しなやかなフレックスと強めのトーションのバランスが絶妙で、トップからテールまで張りがありながらもきれいなたわみが出ます。斜面状況にあまり左右されない安定感のある雪面へのコンタクト感を得ることができ、荒れた雪質でもキレる感覚がある高いコントロール性能がターンサイズを問わない高い汎用性につながっています。KONECTプレートを搭載することでハイポテンシャルさがやや控えられ、上級スキーヤーに対して高い満足感と快感度を与えてくれる一台となっています。

“650”と基本構造は同様に、ビンディングを軽量なNXタイプに乗せ換えることで操作感をややマイルドにアレンジしたオールラウンドモデルです。“650”とスキー本体が同じでありながら、こちらの方が軽快なキレ味で回転性能が高い上に、ズラすことも容易に感じられる自在性の高さがさらにアップします。雪質の変化に対して強いことは言うまでもなく、このスキーが持つ汎用性の高さはシリーズ随一であるといえます。ターン弧の制約がないバランスの良いこのモデルは不整地・コブでの操作感にも全く問題がなく、さらなる技術の向上を目指す上級レベルスキーヤーの強い味方になってくれるはずです。

上位機種とは異なり、補強材にファイバーグラスを使用することで軽量感際立つオールラウンドスキーに仕上げられています。適度にキレて適度にズレてくれるほど良いターンフィーリングが、カービング技術の向上をやさしくサポートして、中級レベルのスキーヤーをやさしくフォローしてくれます。軽めなタッチで連続するレスポンスが重心移動を的確に捉えて、スキーを左右に振り出しやすくしてくれる印象があり、それがスムーズなターンインサイドへの動きを引き出しています。メーカーが設定するレベルゾーンよりも下限は低く、男性であればおそらく初級レベルからでも難しさを感じることなく、このスキーの性能を体感することができます。

上位モデル563をベースとしてビンディングシステムを乗せ換えることで対象レベルの下限を広げたモデルです。滑走中のスキーの反応が穏やかなわりにはシャープさをも持ち合わせ、難しさを一切感じずに滑らかなターン弧を連続することができます。簡単に扱える一方、ソフトなフレックスとねじれ剛性のバランスがほど良く、このクラスのスキーとしてはかなりしっかりとした雪面コンタクト感を得ることができます。パワーをほとんど必要とせず、ラディウスどおりの小さなターンサイズを表現しやすいモデルなので、中級クラスのスキーヤーが技術の自在性を広げる為のモデルとしては打ってつけの一台となるはずです。