革命的なレヴォショックを搭載しREDSTERiシリーズが人気!!。　メーカーHP　http://atomicsnow.jp/

前季、芯材とサイドウォール素材を変更し新たなターンフィーリングを手に入れたショートターン系オールラウンドモデルは今季も健在です。上級～エキスパートレベルに非常にマッチするメインモデルで、軽量感とエッジグリップの強さのバランスがとても良く、ターン始動時のスキーが外へ動いていく感覚が滑らかなのでショートターンの能力が際立ってしまいそうな雰囲気もありますが、実際のところはスキーの動かしやすさが大きなプラス要素となり、小気味よい反発力が不要な切れ上がり感を抑えてくれるので、ゲレンデレベルであればショート～ロングターンまで高い汎用性を望むことができ、プライズテストにも十分に対応することができます。

他のモデルとは全く異なるややワイドなセンター幅を採用したスキーで、S9iがショート系、X9iがロング系、そしてQ9iがラディウスは小さく表記されていますが、滑走フィーリングとしては想像どおりのミドルターン系のオールラウンドモデルといった印象です。雪質への対応幅が広く、グルーミングバーンから春先の荒れた雪まで足元の操作感覚が大きく損なわれてしまうことがなく、常にゆとりをもってスキーの上で動いていくことができます。キレもズレも高い平均点で対応することができる優等生な一台で、スキーがきれいにしなやかにたわむ乗りやすさは、クルージングモデルとしてもオススメしたいところです。

先シーズンVer.UPしたS8iの乗り味は今季も引き続き高評価です。ショート～ミドルターンをベースに軽快で適度にキレ感のあるターン弧を描くことができるターンフィーリングはそのままに、トップ・テール部分のフレキシブルさがターンコントロールの融通性を引き出しています。このスキーが持つ高いポテンシャルは、対象レベルにも明らかな影響を与えており、上級者には必要十分な満足感を、上級者一歩手前で足踏みを強いられている中上級レベルの方にとってはその悩みを一気に解決へと導いてくれる能力を示してくれます。今季もこのクラスにおいてはズバ抜けた評価を得ることができる一台です。

前季スマッシュヒットした軽量オールラウンドモデルの評価は今季も上々です。上位機種とほぼ同等の芯材構成を採用しながらも効率的にフレックスを引き出すことができるプレートシステムを搭載することで、S8i゛てもやや難しさを感じてしまうレディースの方や体重の軽い中上級レベルのスキーヤーをフォローしてくれます。たわみを上手く捉えながらターン弧を調整するという感覚を習得するのにとても適しており、スムーズなスキーの返りが滑らかな推進力を生み出します。スキーが走る感覚をはっきりと体感することができる一方で、ズレを伴いながらのスピードコントロールにも難なく対応することができる高い汎用性を持ち合わせています。

REDSTER X7iと同様なサイドカットを用いて基本的な性能は踏襲しながらも、芯材にPOWER WOOD COREを採用することで生み出されるほど良い軽量感と剛性感がスキー全体のたわみ感をきれいに引き出します。センターに乗っているだけでもトップ部分がターンインサイドに入り込んできて、スムーズに丸い回転弧を描いてくれます。トップ側に荷重をすればより良く回転し、テール側に荷重すると抜けが良くなり走るという、自在性の高い幅広い操作性を持ち合わせており、ターンサイズを問わない汎用性の高さが上位機種に劣らないポテンシャルを発揮してくれるクセのなさが大きな特長となっています。

REDSTER Xシリーズにおいてラインナップされるモデルの中で、:軽量感と扱いやすさを強く追及したストレスフリーなスキーとなっています。ハイブリット芯材を採用することで安定感とたわみやすさを両立しながらしっかりとしたターンフィーリングを確保しています。しなやかなフレックスとしっかりとしたねじれ剛性感が、軽快なタッチでありながらも雪面に対してきっちりとしたコンタクトフィーリングを生み出しています。食いつき過ぎずほど良く小さく回ることができる自在性の高いコントロール性能が小気味よい切れ感を作り出し、“簡単に気持ちよくターンが出来る”という印象をスキーヤーに与えてくれる意外とハイポテンシャルな一台です。

レディースON PISTEカテゴリーに属するショートターン寄りに特性を持つオールラウンドモデルです。ウッドコア＋コンポジット・コアの芯材構成、そしてターン全体の安定感を引き出すREVOSHOCK LIGHTを搭載することで、軽量でありながらも、しっかりとしたターン弧を描くことができます。体を傾けてエッジを立てるだけでもスキーが回り込んでくる素直な反応が中級レベルからのステップアップを目指すスキーヤーのスキルアップを的確にサポートしてくれます。滑り手の意思に沿ってスキーが動いてくれる感覚が強く、自在性の高い回旋能力が、特にショートターンを苦手とする方にとっては力強い味方になってくれるはずです。

“C9”と同様なサイドカットを採用していますが、こちらは芯材にコンポジットコアのみを使用しREVOSHOCKを外すことで、極めて軽いスイングウエイトを引き出し扱いやすさを前面に押し出しています。しかしながら、その軽量感とは裏腹に、雪面を捉えるグリップ力そしてキレ感は比較的しっかりとしており、中級者程度を対象とするモデルとしては剛性感に何ら不安がなく、技術の追求に集中することができます。スキーヤーが自ら強く力を加えなくてもスムーズにターン弧を描き出すことができ、ターンサイズもゲレンデレベルであれば全く規制されることがなくロングターンまで十分にカバーすることができる意外なほどの汎用性の高さを発揮します。

アトミックブランドの中で初-中級者向きレディースモデル。力まなくてもスキーがオートマティックかつスムーズに回ってくれるので、快適にゲレンデ内を楽しめます。

BENT FAMILYのフラッグシップモデルである“110”は今季も注目のスキーであることに間違いはありません。センター幅110mmのパウダー系フリーライディングモデルですが、設定されているロッカーバランスがサイドカットそしてフレックス感と非常にマッチしているので、ゲレンデ内におけるスキーイングでもかなりのハイパフォーマンスな能力を発揮することができます。1本で雪山全体を遊ぶことができるとても高バランスなスキーで、意外と小回りが利くターンフィーリングがグルーミングバーンから悪雪、さらにはパウダー、ザラメ雪そしてクラストしたバーンまで、オールシチュエーションにおいて高い満足感を得ることができる仕上がりとなっています。

新たなサイドカットとロッカー形状を採用してリニューアルされたパウダー系フリーライディングモデルです。軽量感が生み出す操作性の高さと浮力感のバランスがほど良く、様々な雪質においてストレスを感じることなく、予想外にシャープなターン弧を描くことができます。マイルドでナチュラルなターン性能には良い意味でルーズ感があり、フレックスパターンにも偏りがありません。カービングスキーで楽しんでいる方が“ちょっとパウダーに…”と望まれた時にはこういったモデルをチョイスすることでスムーズに移行できるはずです。オールコンディション対応モデルとしての確かなポテンシャルを有する、ハズレなしのオススメしやすい一台です。